警音器標識に関する問題は、運転免許の仮免学科試験や本免学科試験における「引っ掛け問題」の代表格として長年知られています。試験対策としても、実際の路上運転における安全確保としても、以下の2つのロジックを整理して記憶しておくことが重要です。
第1に、「警音器鳴らせ」の本標識単独の場合は、「見通しの良し悪しに関係なく、その地点で鳴らす」のが正解です。「見通しが良かったので鳴らさずに徐行した」という記述は試験では誤り(バツ)になります。
第2に、「警音器区間」の標識の場合は、「区間内の見通しがきかない場所でのみ鳴らす」のが正解です。「区間内に入ったら、見通しの良い直線道路でも定期的に鳴らさなければならない」という記述も誤り(バツ)です。
日頃の運転において「クラクション=危険な時にとっさに鳴らすもの」という意識が強すぎると、標識による指定場所での吹鳴を失念しがちです。見通しの悪い峠道や住宅街を走行する際は、標識の有無に常に注意を払い、適切なタイミングで活用する意識を持ちましょう。