用途の広がりも目覚ましい。映画のヒットで絶大な人気を誇るスパイダーマンをはじめとするスーパーヒーローのなりきり衣装は、子どもたちにとって永遠の憧れだ。リアルなプリント技術が向上したことで、装着するだけで本物さながらのヒーローに変身できる体験が子どもたちの心を掴んで離さない。
一方で、本格的な舞台表現の世界でも必須のアイテムとなっている。劇団の公演やダンスの発表会では、黒や無地のタイツが「影」や「抽象的な概念」を演じるためのベース衣装として重宝されている。さらに近年では、アニメやゲームのキャラクターを忠実に再現しようとするコスプレイヤーの表現文化が、キッズ層の衣装選択にも色濃く反映されるようになった。