生まれたばかりの男の子のペニスは、ほぼ100%が生理的包茎と呼ばれる状態にあります。これは亀頭と包皮の内側が強く癒着している自然な防御機構であり、病気や異常ではありません。かつて一部で推奨された「生後数ヶ月から皮を剥いて洗うべき」という指導は、現在の小児医療現場では否定されています。
小児科や小児泌尿器科における最新の共通認識は、「本人が痛がらず、排尿に問題がなければ自然に任せる」という方針です。男の子の包皮は成長に伴って徐々に自然剥離が進みます。統計的には3歳前後で約半数、小学校高学年から中学生(第二次性徴期)にかけて大半が自然に剥けるようになります。乳幼児期に親が焦って皮をむく医学的必然性はまったくありません。