突然のハプニングに対処したスタジオ陣の立ち回りは見事だった。進行を務める石本沙織アナウンサーは、画面が一瞬乱れた瞬間に素早く状況を把握。冷静かつ柔らかな口調で「ただいま中継先の電波が少し不安定になっているようです」と視聴者へ状況を説明し、進行の混乱を最小限に抑え込んだ。
そこに絶妙なスパイスを加えたのが、ゲストとしてスタジオを盛り上げていたカンニング竹山だ。持ち前の切れ味鋭いツッコミで「おいおい、大晦日の大事なところで何やってんだよ!」と大声で笑いに変え、緊張に包まれかけたスタジオの空気を一変させた。プロたちの瞬発力と機転が、放送事故という危機を上質なエンターテインメントへと塗り替えた瞬間だった。