1964年6月25日、二人はそれぞれ単独で記者会見を開き、事実上の離婚(結婚生活の解消)を発表しました。当時の会見場は詰めかけた無数の記者による異様な熱気に包まれていました。
小林旭は会見で「未練はいっぱいある。だけど本人が仕事を続けたいと言う以上、引き止める権利はない」「籍を入れていなかったのだから、離婚ではなく結婚の解消だ」と堂々と語り、男の意地と切ない本音を吐露しました。
一方の美空ひばりも、瞳に涙を浮かべながら「芸の道を選んだ私のわがままです」と語り、愛と歌の間で引き裂かれた苦悩を告白しました。この会見は、昭和のスターたちが背負う光と影を象徴する歴史的シーンとして、今なお語り草となっています。