満月の前後に現れる身体的・精神的なサインは多岐にわたる。最も代表的なのが「睡眠の質の低下」だ。ベッドに入ってもなかなか入眠できない、夜中に何度も目が覚めるといった中途覚醒が増加する。
続いて多いのが、原因不明の頭痛やだるさ、肩こりの悪化だ。脳内の血管が拡張したり、体内の水分保持能力が変化することで、局所的な血流障害や浮腫が引き起こされるとされる。
メンタル面での変化も見逃せない。抑えきれないイライラ感、理由のない焦燥感、あるいは突如として襲ってくる強い不安や落胆など、感情の振り幅が極端に大きくなる。これは自律神経のバランスが交感神経側に大きく偏り、感情をコントロールするセロトニン系の働きが一時的に低下するためだと説明されている。