パピヨンを迎えるにあたって、まず把握しておくべきは適正な金銭感覚です。相場を知ることで、安すぎる怪しい募集の危険性を察知できるようになります。
現在、ペットショップやブリーダー直販におけるパピヨンの子犬価格相場は、およそ25万円から45万円前後で推移しています。ショータイプと呼ばれる骨格構成が優れ、白地に鮮やかな斑が入った左右対称の美しいブレーズ(額の白い筋)を持つ良血統の個体では、50万円を超えることも珍しくありません。
一方、動物愛護センターや信頼できる愛護団体から里親として迎える場合、生体代金そのものは無料ですが、「完全無料」ではありません。2026年における標準的なペット譲渡費用の相場は、1頭あたり3万円から6万円程度です。この費用には、以下の適正な実費が含まれています。
・混合ワクチン接種費用(1〜2回分)
・狂犬病予防注射および蓄犬登録料
・マイクロチップ装着・登録費用
・避妊・去勢手術費用(月齢による)
・血液検査、フィラリア検査、駆虫薬投与などの初期医療費
命を適正に管理・保護してきた団体ほど、明細を開示して実費の負担を求めます。「一切のお金は不要」と主張する出所不明の個人募集ほど、かえって警戒が必要です。