リリースから10年以上が経過した現在も、Spotifyをはじめとする主要ストリーミングサービスで『We Are Never Ever Getting Back Together』は驚異的な再生回数を維持している。テイラーが過去作の権利を取り戻すために立ち上げた再録プロジェクト『Red (Taylor's Version)』によって、Z世代を含む新たなリスナー層の耳にも届いた。
失恋をネガティブな終焉としてではなく、自己決定権を取り戻す祝祭として描いた本作の精神性は、移り変わりの激しいストリーミング時代においてなお強固な共感を呼び起こしている。単なる懐メロではなく、現役のバイラル・トラックとして機能し続ける普遍性がそこにある。