細木数子氏の遺産の中で、現預金と並んで大きな注目を集めたのが規格外の不動産群です。とりわけ象徴的だったのが、京都府京都市右京区(嵯峨野・嵐山エリア)に構えられた広大な寺院風の豪邸です。
敷地面積は数百坪に及び、建築費用だけでも数十億円が投じられたとされるこの邸宅は、本堂のような壮麗な瓦屋根と巨大な庭園を備え、数子氏が先祖供養や勉強会を行う拠点として機能していました。近隣住民の証言や登記情報によると、この京都の拠点も細木かおり氏および管理法人へと承継されています。
しかし、こうした超巨大不動産の維持には莫大なコストが伴います。固定資産税はもちろん、庭園の手入れや建物の保全費だけで年間数千万円規模の維持費が発生します。2026年現在、この京都の豪邸はプライベートな供養・祭祀の場としての威厳を保ちつつ、無駄な外部公開を抑え、関係者向けの祈祷や定期的な管理作業が行われる体制へとシフトしています。一方、東京都内の神楽坂などに所有していた事務所拠点や個人名義の不動産については、効率的な法人管理への集約が進められています。