世界のトップ10争いと並行して、熾烈を極めているのが女子サッカーアジアランキングの主導権争いです。長年アジアを牽引してきた日本、フィジカルと規律を併せ持つ北朝鮮、プレミアリーグ勢を多数揃えるオーストラリア、そして復活を期す中国と韓国が激しい鍔迫り合いを演じています。
現在のアジア勢の序列は、日本と北朝鮮が世界トップ10圏内で競り合い、オーストラリアがそれに続く三つ巴の構図です。特に北朝鮮はアンダー世代(U-17、U-20)の女子ワールドカップで圧倒的な強さを見せて優勝を重ねており、その育成世代がフル代表へ続々と合流してきたことで、アジア予選の難易度は過去最高レベルに跳ね上がっています。
オーストラリアも自国開催のワールドカップ以降、国内のサッカー人気と競技人口が爆発的に増加しました。アジアサッカー連盟(AFC)内の戦いはもはや「勝って当たり前」の試合が一つもなく、アジアカップや五輪予選での一戦一戦がそのまま世界ランキングを左右する極度の緊張感に包まれています。