シンクのゴミ受けカゴに装着する排水口水切りネットには、大きく分けて「浅型」と「深型」、そして素材別に「不織布」とストッキングタイプの「ポリウレタン」が存在する。どの組み合わせを選ぶかによって、キッチンのメンテナンス性はまったく異なる結果をもたらす。
不織布タイプは繊維が高密度に絡み合っており、カレーのルーの残りカスや細かな茶葉、コーヒーかすまでも徹底的にキャッチする高い捕集力が強みだ。一方で、油分を多く流すと目が詰まりやすく、水が溜まりやすいデメリットもある。これに対し、ポリウレタンを用いたストッキングタイプは伸縮性に優れ、カゴの底面にぴったりフィットする。編み目構造によって水切れが極めてスムーズであり、細かなゴミを捕らえつつも水流を妨げないバランスの良さが特徴だ。
株式会社クレハが展開する「キチントさん」シリーズのように、特殊な編み方で破れにくさと伸縮性を両立させた製品は、ゴミ捨て時の液だれや破断によるストレスを大幅に軽減してくれる。形状面でも、近年の浅型バスケットに対応したコンパクト設計が充実しており、自宅の排水口サイズにジャストフィットするものを選ぶことが防臭への第一歩となる。