熱海の走り湯とは?日本三大古泉の洞窟と歴史・現在を徹底解剖

熱海の走り湯とは?日本三大古泉の洞窟と歴史・現在を徹底解剖

熱海の走り湯とは?日本三大古泉の洞窟と歴史・現在を徹底解剖の重要なポイントについて、専門知識を取りまとめてご紹介します。

走り湯の最大の特徴は、岩肌をくり抜いた奥行き約5メートルの洞窟から直接湯が湧き出している点にあります。全国に数ある名湯の中でも、自噴する横穴式源泉をこれほど至近距離で目撃できる場所は他にほとんどありません。

洞窟の入り口に立つと、内部から噴き出す濃密な白煙と硫黄の混じった湯香が一気に押し寄せてきます。洞窟内部の温度は外気と隔絶されており、一歩足を踏み入れれば全身が高温多湿の蒸気に包まれる「天然のスチームサウナ」状態です。岩肌からは毎分約170リットルもの湯が湧き出し、ゴボゴボという地鳴りのような湧出音が洞内に反響します。

なお、ネット上の一部で囁かれる「完全立ち入り禁止」という噂は正確ではありません。熱海 走り湯の現在の運用状況を確認すると、見学者は洞窟の手前エリアまで自由に入洞可能です。ただし、最深部の湧出孔直近は源泉温度が約70℃に達する熱湯であり、火傷の危険や高濃度蒸気による視界不良・酸欠防止の観点から、柵が設けられ奥への侵入が制限されています。安全対策のための適切なゾーニングが敷かれているのが実態です。

橋本 菜々子
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橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。