せっかく手に入れた美しい花束を、一日でも長くフレッシュな状態で愛でるにはプロの知恵が欠かせない。ブルー系の花、特にデルフィニウムやアジサイなどは茎の道管が繊細で、水揚げの技術が寿命を大きく左右する。持ち帰ったらまず、清潔な花切りバサミを使い、たっぷりの水の中で茎を斜めに切り落とす「水切り」を行うこと。断面積を広げることで、吸水効率を飛躍的に向上させることができる。
花瓶の水は毎日取り替えるのが理想だが、市販の延命剤を正しく希釈して使うことでバクテリアの繁殖を防ぎ、驚くほど花持ちが変わる。直射日光やエアコンの直風が当たる場所は厳禁だ。少し涼しく風通しの良い場所に置くだけで、青い花びらが持つみずみずしい透明感は一週間以上も凛と保たれる。