金銭面における「期待値のミスマッチ」も無視できない重大な不満要素だ。セカンドオピニオンは健康保険が適用されない自由診療であり、30分から1時間程度の面談で1万5000円から5万円程度の全額自己負担が発生する。
「これだけの高額な費用を支払ったのだから、何か驚くような新事実を教えてくれるはずだ」という膨らみすぎた期待を抱いて受診した場合、「主治医の診断・治療方針で間違いありません」という結論を聞かされると、強い失望感や損をした感覚を抱きやすい。しかし医学的には「主治医の判断が正しかったと安全性が担保された」という価値ある収穫なのだ。この認識のずれが、「お金の無駄だった」という後味の悪さを生み出している。