外食業界の構造変化も、このトレンドを後押しする。深夜営業を縮小または取りやめる店舗が増加した結果、夕方から夜間にかけての「第3の居場所」としてファミレスの価値が再評価された。特にアルコール離れが進むZ世代にとって、お酒を飲まずに友人とおしゃべりをしながら数時間の滞在を楽しめる環境は貴重だ。
夜間の店内を見渡すと、色鮮やかなノンアルコールカクテル(モクテル)を自作し、作業や会話に没頭する若い世代の姿が目立つ。BAR(バー)としての側面を備えた新しいフリードリンク文化は、居酒屋の代替選択肢としても急速に定着しつつある。