ボトムアップ経営で現場が動かない罠とは?成功組織の作り方と実践法

ボトムアップ経営で現場が動かない罠とは?成功組織の作り方と実践法

ボトムアップ経営で現場が動かない罠とは?成功組織の作り方と実践法の疑問点について、最新情報を詳しくお届けします。

現場発信の組織づくりを掲げながら失敗する企業には、共通する典型的なパターンが存在します。経営陣が「社員から自発的なアイデアが出てこない」と嘆く裏には、構造的な欠陥が潜んでいます。

第1の要因は、「自由な発言」を求めながら「権限」と「リソース」を一切渡さない丸投げ体質です。アイデアを出しても「予算はどうするのか」「本業のノルマを達成してからやれ」と突き返されれば、社員は提案すること自体をリスクと捉えるようになります。

第2の要因は、評価基準とのねじれです。減点方式の評価制度が残ったままでは、新しい試みに挑戦して失敗した者が損をするため、現場は防衛的にならざるを得ません。

第3の要因は、提出された意見へのレスポンス不在です。現場が時間をかけて上げた声に対し、経営陣からの採用・不採用の理由やフィードバックが返ってこなければ、現場の信頼感は瞬く間に失墜します。単に仕組みを導入するだけでは、現場を動かす原動力にはなりません。

高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。