サロン帰りのクオリティを自宅で維持するには、日々のセット方法と緊急時のメンテナンス知識が欠かせません。毎朝のスタイリングと重めぱっつん前髪の切り方(セルフ)の要点を整理します。
朝のスタイリングでは、まず寝癖を根本から水でしっかりリセットし、ドライヤーの風を左右から均等に当てて生え癖を取ります。その後、重めぱっつんのストレートアイロンのやり方として、毛束を上下2段にブロッキングします。下の段に軽く熱を通したあと、上の段を重ねて「手首を返さず、根本からまっすぐ下へ滑らせる」感覚で通すのがポイントです。毛先を内側に巻き込みすぎると、一気に昭和のシルエットへと逆戻りしてしまいます。
仕上げの質感作りには、重め前髪のオイル束感の作り方を徹底してください。使用するオイルはごくわずか、手のひらに伸ばした後の「残り油分(米粒大)」で十分です。前髪の表面からベタッとつけるのではなく、内側から指先をコームのように通して毛先中心に塗布します。最後に目の細かいリングコームでサッと梳かすことで、重みの中にも光を通す繊細な束感が生まれ、洗練された重ため前髪の垢抜けセット方法が完成します。
なお、伸びてきた前髪をセルフカットする場合は、ハサミを絶対に横に入れてはいけません。前髪を縦に3分割し、中央の毛束から「ハサミの刃先を垂直に立てて1ミリずつ削る」感覚で長さを整えるのが、取り返しのつかない失敗を防ぐ唯一の防壁です。