函館土産を選ぶ際、多くの人が混同しやすいのが「トラピスト」と「トラピスチヌ」の存在です。名前は酷似していますが、実は立地も運営母体も異なる別の修道院です。
トラピスト修道院は、北斗市三ツ石(旧当別)に位置する厳律シトー会の「男子修道院」です。ポプラ並木が続く美しいアプローチが有名で、ここで作られているのが今回紹介している発酵バターやトラピストクッキー、バター飴です。
一方、トラピスチヌ修道院は、函館市上湯川町にある日本初の「女子観想修道院」です。レンガ造りの聖堂が観光名所となっており、こちらの代表的なお土産はフランス伝統菓子の技術を活かした「マダレナ(マドレーヌ)」やホワイトクッキーです。
どちらも修道女・修道士たちが自給自足の精神に基づき、心を込めて手作りしている点では共通していますが、クッキーの味わいや看板商品は明確に異なります。函館を訪れた際は、両方の修道院銘菓を購入して食べ比べてみるのも一興です。