ふたつのグループの関係性を語る上で決して外せないのが、ジャニーズJr.時代の激動の日々だ。華々しくCDデビューを飾り、瞬く間にトップスターへと駆け上がった嵐。対照的に、関西を中心に泥臭い下積み時代を送り、野外ステージや小さな劇場で泥にまみれながら実力を磨いた関ジャニ∞。辿った道のりがまるで異なるからこそ、互いへの深い敬意と強いライバル心が生まれた。
J-POPシーンのド真ん中で王道を突き進む嵐の背中を追いかけながら、関西発のグループは独自の笑いとロックテイストで唯一無二のポジションを切り拓いた。男性アイドルグループとして対極のカラーを持ちながら、楽屋に戻れば昔と変わらぬ笑顔で冗談を言い合える。この圧倒的な距離感の近さこそが、ファンを魅了してやまない真実の絆だ。