本場の深い味わいを抽出するためには、容器選びと同じくらい淹れ方の作法が重要だ。南米最大手のマテ茶生産企業であるラス・マリアス社によると、茶葉を容器に入れた後、手のひらでフタをして容器を逆さに振り、細かい粉末を上部に集めるのが美しく淹れるコツだという。これにより、金属製ストローであるボンビージャの目詰まりを防ぐことができる。
また、日本国内で正しい知識と魅力の発信を続ける日本マテ茶協会も、注ぐお湯の温度に注意を促している。沸騰した熱湯を直接注ぐと茶葉が焼けてエグみが出るとともに、カラバサに亀裂が入る原因にもなる。70度〜80度程度の適温を守り、ボンビージャを一度挿したら途中で動かさないことが、最後の一滴まで美味しく楽しむための基本ルールだ。