一方で、この流行に対して懸念を示す声もゼロではない。精神科医のひとりは「強烈な叱責メッセージを毎日何百回も目にする行為は、過剰な罪悪感やストレスを蓄積させるリスクもある」と指摘する。効果が高いからこそ、度を超したスパルタ表現は自己肯定感を削ぎ落とす諸刃の剣になり得る。
実際、難関大学に合格した現役大学生(19)はこう語る。「最初は一番怖いシーンの壁紙にしていたけれど、精神的に参ってしまった。途中から『よく頑張ってるな、あと30分だ』というツンデレ気味の壁紙に変えたら、モチベーションを健康的に維持できた」。自分に最適な「毒と薬の塩梅」を見極めることが、この壁紙ハックを長続きさせる鍵となる。