数多くの出演作の中から、葉山奨之の演技力の真髄を堪能できる代表作5本を厳選し、見どころと現場エピソードを交えて解説します。
1. 『まれ』(2015年・NHK)
能登の美しい風景の中で、姉の夢を冷めた目で見つめつつも深い愛情を寄せる弟・一徹役。地に足の着いた生活感と、若者特有の将来への焦燥感を繊細に表現し、同世代の共感を呼びました。
2. 『セトウツミ』(2017年・テレビ東京)
高杉真宙とのダブル主演で挑んだ異色の会話劇。関西出身の葉山が持ち前のナチュラルな関西弁を活かし、お調子者で素直な瀬戸小吉役を生き生きと演じました。河原でただ喋り続けるだけの長回しシーンにおいて、卓越したテンポ感とコメディセンスを発揮しています。
3. 『僕たちがやりました』(2017年・フジテレビ系)
高校生たちの暴発と逃亡を描いた本作で、キノコ頭がトレードマークの「マル」を熱演。視聴者から「クズすぎて憎めない」「人間の卑怯さがリアルすぎる」と絶賛され、緊迫したサスペンスの中に強烈な人間臭さを吹き込みました。
4. 『ストロベリーナイト・サーガ』(2019年・フジテレビ系)
姫川班の若手刑事・葉山則之役としてレギュラー出演。過去のトラウマに怯えながらも、過酷な捜査現場で刑事として覚醒していく過程を真摯に表現。感情を抑え込んだ重厚な演技が高く評価されました。
5. 『テセウスの船』(2026年・TBS系)
視聴率20%超を記録した大ヒット考察ミステリー。車椅子の青年・木村みきおとして登場し、物語の核心を担う狂気に満ちた表情と冷酷な眼差しで日本中を震撼させました。「みきおの怪演がトラウマレベル」とSNSを席巻した名演です。