物語開始時における広瀬康一の基本プロフィールは、身長157cm(作中描写ではさらに小柄にデフォルメされる場面も多数)、体重39kgのぶどうヶ丘高校1年生。東方仗助の同級生としてごく普通の高校生活を送るはずだった彼は、虹村形兆が放った「弓と矢」に喉を射抜かれたことで、過酷なスタンド使いの運命へと巻き込まれます。
本来であれば矢の毒性に耐えきれず命を落とすはずだった康一ですが、仗助のクレイジー・ダイヤモンドによる懸命な治療と、本人の心の奥底に眠っていた強い素質によって奇跡的に生存。最初は巨大な「卵」として出現したスタンド能力は、康一自身のピンチや「大切な人を守りたい」という強い覚悟に呼応し、殻を破って目覚ましい覚醒を遂げていきました。
アニメ版で康一の声を担当した声優の梶裕貴氏は、気弱で怯える初期の演技から、敵に対して毅然と啖呵を切る覚醒後のドスの利いた声色まで見事に演じ分け、キャラクターの立体感をさらに強固なものにしました。当時のインタビューでも梶氏は「康一の成長は演技プランを段階的に引き上げる挑戦だった」と振り返っており、その熱演がファンコミュニティでも極めて高い評価を獲得しています。