生き方の変化は、画面の中だけに留まらない。近年、大手事務所から独立して個人事務所を設立したり、自らクリエイターとして作品のプロデュースを手掛けたりする女優が急増している。作品を選び、自らの手で企画を立ち上げる主体的な姿勢が、これまで以上に目立つようになった。
さらに、海外の監督や制作陣とのコラボレーション、舞台への本格復帰、ドキュメンタリーのナレーションや執筆活動に至るまで、アウトプットの場は多岐にわたる。キャリアの後半戦において「与えられた役を演じる」受動的な存在から、「表現そのものを創り出す」能動的なアーティストへとシフトしている点が、彼女たちの強固な生命力の源泉と言えるだろう。