神田駅を中心に張り巡らされた路地裏は、まさにラーメンの群雄割拠地帯だ。ガード下の狭小店舗で数十年変わらぬノスタルジックな中華そばを守り抜く老舗がある一方で、徒歩3分圏内には新進気鋭の若手店主たちが立ち上げた実験的な店舗が軒を連ねる。
東口エリアでは、濃厚な痺れと辛味がトレードマークのスパイス系や海鮮出汁を極めたインパクト重視の店舗が根強い人気を誇る。対する西口エリアでは、化学調味料不使用にこだわる澄み切った淡麗系スープや、自家製麺の香りを全面に押し出した昆布水つけ麺が台頭。歩くたびに異なる香気があたりを包み、食べ手の探求心を刺激してやまない。