栄華を極めた大原さんを突如襲ったのが、重度の神経疾患であるギラン・バレー症候群でした。手足の麻痺や激しい痛みに悩まされ、芸能活動の休止を余儀なくされます。さらにその後、乳がんの手術やうつ病の発症、顔面整形の失敗による後遺症の噂など、心身ともに過酷な試練が次々と重なりました。
病魔による不安と焦燥は、次第に彼女を人間不信へと追い込みました。周囲の献身的な友人やスタッフとも衝突を繰り返し、やがて関係を断絶。愛犬とともに世田谷の豪邸に閉じこもる日々が続きました。
2009年8月6日、連絡が取れないことを心配した実弟の大原政光氏と警察が自宅に入り、2階の寝室で倒れている大原さんを発見しました。司法解剖の結果、死亡推定日は2009年8月3日、死因は不整脈による内因性死亡と判明。62歳という若さで、誰にも看取られることなく静かに旅立ったその最期は、日本中に大きな衝撃と深い悲しみを与えました。