新一万円札の顔は誰?渋沢栄一が選ばれた理由と驚きの功績を徹底解説

新一万円札の顔は誰?渋沢栄一が選ばれた理由と驚きの功績を徹底解説

新一万円札の顔は誰?渋沢栄一が選ばれた理由と驚きの功績を徹底解説の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

渋沢栄一が「日本資本主義の父」と呼ばれる所以は、その常人離れした経歴と実績にあります。埼玉県深谷市の豪農の家に生まれた彼は、幕末に尊皇攘夷の志士を目指したのち、一転して一橋慶喜(後の第15代将軍・徳川慶喜)に仕える幕臣となりました。フランス・パリ万国博覧会への随行をきっかけに西欧の進んだ産業技術や銀行システムを目の当たりにし、日本の近代化を強く志すようになります。

帰国後は明治新政府の大蔵省で手腕を振るいますが、民間主導の経済発展を信じて実業界へ転身。日本初の近代的銀行である「第一国立銀行(現・みずほ銀行)」を皮切りに、生涯で関わった企業は約500社にのぼります。現在も日本を代表する名門企業がズラリと並びます。

【渋沢栄一が設立・育成に関わった主な企業】
・金融:みずほ銀行(第一国立銀行)、東京証券取引所(東京株式取引所)
・インフラ・交通:東京ガス、JR各社(日本鉄道)、東京急行電鉄、大日本印刷
・製造・流通:王子製紙(抄紙会社)、キリンビール(ジャパン・ブルワリー)、サッポロビール、いすゞ自動車
・宿泊・保険:帝国ホテル、東京海上日動火災保険

特筆すべきは、渋沢が自らの利益を独占する「財閥」を作らなかった点です。「道徳と経済は両立しなければならない」という『論語と算盤(そろばん)』の哲学を貫き、得た富を社会へ還元。日本赤十字社や一橋大学、東京理科大学など、約600もの医療・教育・社会福祉事業の支援にも情熱を注ぎました。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。