材木には独特の規格寸法が存在し、これらを理解しておくことで設計図の作成や資材発注がスムーズになります。
日本古来の尺貫法に由来する在来工法では、以下のような規格サイズが今も現場の標準です。
・柱材(3寸5分 / 4寸):一般的な住宅の柱には105mm角(3寸5分)や120mm角(4寸)が使われます。
・垂木(たるき):屋根の下地などに使われる45mm×45mm前後の細長い角材。
・胴縁(どうぶち):壁の下地材として多用される16mm〜18mm×45mm程度の薄い角材。
・野縁(のぶち):天井下地に使われる30mm×40mm前後の資材。
また、北米発祥の枠組壁工法で用いられる「ツーバイフォー(2×4材)」規格もDIYや造作工事で圧倒的な人気を誇ります。注意すべきは「呼び寸法」と「実寸」の違いです。2インチ×4インチを基準としつつも、乾燥と製材仕上げを経ているため、実際の製品寸法は「約38mm×89mm」となります。ワンバイフォー(1×4)の実寸は「約19mm×89mm」であり、設計時には実寸ベースで計算する知識が不可欠です。