高校の真価が如実に表れる大学進学実績において、岩国高校は堅実な数値を残し続けています。卒業生約240名規模のうち、国公立大学合格者数は例年90名〜110名前後を記録しており、学年のおよそ4割強が現役または既卒で国公立大学への切符を手にしています。
合格先の具体的な内訳を見ると、地域性を反映した特徴が鮮明です。地理的に近い広島大学(15〜25名前後)と地元本拠の山口大学(20〜35名前後)の2校がボリュームゾーンを形成しています。さらに、九州大学、大阪大学、神戸大学といった難関国立10大学にも毎年一桁台後半から10名前後の合格者を輩出。理数科の成績最上位層からは、国公立大学医学部医学科への合格者も定期的に生まれています。
私立大学においては、関西圏の関関同立(同志社大・立命館大・関西学院大・関西大)や首都圏のMARCH、地元・中国地方の広島修道大学や安田女子大学などへの合格者が多数を占めます。ただし、学校全体の指導方針は依然として国公立大学重視の傾向が色濃く、共通テストに向けた5教科7科目の網羅的履修を前提としたシラバスが組まれている点に留意が必要です。