ビジュアル重視の現代において、Instagramはスタイリングのアイデアの宝庫だ。なかでも熱烈な支持を集めるのが、ノスタルジーとモダンが共存する大正ロマンテイスト。矢絣(やがすり)模様や椿のモチーフをあしらった着物に、深みのある袴を合わせるスタイルは、タイムライン上でも圧倒的な映えを誇る。
この世界観を完璧に仕上げるには、小物使いが決定打となる。足元には草履ではなく編み上げのレザーブーツをチョイス。頭元には大きなリボンやトーク帽、金箔をあしらったタイトなシニヨンヘアを合わせることで、ドラマチックな陰影が生まれる。光の当たり方まで計算されたトータルコーディネートこそが、SNS時代の晴れ姿における真骨頂だ。