なぜテッポウオの進化はおかしいと言われるのか?魚からタコへの不自然な変化に隠された、銃と戦車をモチーフにした初期没データの真相を徹底解説しよう。この謎を解く鍵は、製品版の発売に先駆けて1997年の展示会「NINTENDOスペースワールド'97」で公開された体験版のデータに眠っていた。
流出した初期デザインにおいて、テッポウオは現在よりもはるかに露骨な「リボルバー拳銃」の形状をしていた。銃身のような細長い口吻、撃鉄(ハンマー)を思わせる背ビレ、そして弾倉(シリンダー)の意匠。一方のオクタンは、なんとヘルメットを深く被り、吸盤付きの触腕をキャタピラのように配した「重戦車(タンク)」そのものの姿だったのだ。
つまり、当初のコンセプトは「小銃(ピストル)から大型兵器(大砲・戦車)へのミリタリー的ステップアップ」だった。生物学的な進化ではなく、武器としての威力増大を描いた直線的なグレードアップ。これが、魚からタコへと姿を変えるミッシングリンクの正体だったのだ。