日本国内のみならず、アジア圏をはじめ世界中で爆発的なシンドロームを巻き起こしたのが、テレビ東京が制作した『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称・チェリまほ)だ。人と心を通わせることへの戸惑いや純粋さを、赤楚衛二は細やかな視線の動きや指先のニュアンスで見事に表現した。
単なるラブコメディの枠に収まらない、人間関係の根底にある温もりを描き切った本作。彼の持ち味である愛らしさとピュアな透明感が完璧にハマり、世界中のファンが彼の虜になった。作品が海を越えて愛された経験は、彼自身の視野を世界へと広げる大きな契機となった。