戦後の焼け野原から目覚ましい復興を遂げた国際通りは、長らく沖縄観光の代名詞であり続けてきた。しかし近年、那覇市や国際通り商店街振興組合連合会が主導する都市再生構想によって、そのランドスケープは劇的な進化を遂げている。目指しているのは、単にモノを売る商店街ではなく、歩行者中心のウォーカブルな街並みと、沖縄独自の歴史・文化が交差する体験空間の創出だ。
玉城デニー知事も掲げる持続可能な観光モデルと軌を一にするように、エリア全体でハード・ソフト両面の刷新が加速。電線地中化や歩道の拡幅、緑陰スペースの増設が進み、通りを回遊する心地よさは格段に向上した。一過性のブームに頼るのではなく、訪れるたびに新たな発見があるストリートへ。地域創生の先進例としても、全国の自治体から熱い視線が注がれている。