ネット上の口コミ掲示板やSNS、独立開業を果たした店主たちのコミュニティを検証すると、「開店祝いもらって嬉しかったものネットの反応」には、表層的なお祝いマナー本には書かれていない生々しい本音が溢れています。
都内でカフェを開業したあるオーナーは、当時の特番インタビューや手記でこう述懐しています。「オープン当日は入口を埋め尽くすほどの花束やスタンド花が届き、見栄えとしては最高に誇らしかった。しかし、問題はオープンから2週間後。しおれた大量の花を分別し、巨大なスタンド台を回収業者に手配する作業に追われ、深夜まで片付けに追われた。産廃処分代だけで数万円が吹き飛んだ」。
一方、知恵袋やX(旧Twitter)上で「神ギフト」として拡散されているのは、次のようなエピソードです。
- 実店舗の仕込みを助ける備品:「一番嬉しかったのは、親しい友人たちが『事前に厨房のサイズを聞いて買ってくれた』業務用の製氷機対応スコップとタイマー。今でも毎日使っている」
- 後片付けのいらないバルーン:「開店祝いお酒バルーン人気を聞いて贈ってくれたバルーンアレンジは、2ヶ月経っても萎まず、最後は針で突いて普通ゴミとして一瞬で捨てられたので本当に助かった」
- デジタルギフトや現金:「身も蓋もないが、開業初月は予期せぬ出費が重なる。親族からもらったご祝儀や商品券が、仕入れ代金の補填にどれほど心強かったか計り知れない」
善意で贈られた品であっても、「廃棄コスト」や「スペースの占有」という負の遺産を相手に残してしまう危険性をつねに意識しなければなりません。