下田黒船祭りのハイライトといえば、土曜日の午後に開催される「開国パレード」です。このパレードの最大の特徴は、在日米海軍第7艦隊音楽隊と海上自衛隊東京音楽隊が揃って参加し、力強く華やかなマーチング演奏を披露する点にあります。世界最高水準のブラスサウンドが港町に響き渡ると、沿道を埋め尽くした観客から惜しみない拍手が送られます。
音楽隊の後には、坂本龍馬、吉田松陰、勝海舟、そしてペリー提督や当時の芸妓・町娘などの華やかな時代衣装に身を包んだ市民パレードが続きます。本格的な和装と米海軍の白い制服が同じフレームに収まる光景は、下田でしか見られない唯一無二のシャッターチャンス。街角では水兵たちが観光客との記念撮影に気さくに応じる姿があちこちで見られ、国境を越えた温かい笑顔が溢れています。