四十肩や五十肩などで「どうしても背中に手が回らない」「後ろが見えなくて帯枕が斜めになる」という方には、体の前でお太鼓を作ってから後ろへ回す前結びが圧倒的におすすめです。視界の中で作業が完結するため、不器用な方でも一切のストレスを感じません。
前結びを成功させるには、滑りを良くする専用アイテムが欠かせません。表面がサテン地やビニール加工された名古屋帯の前結び用帯板のおすすめ製品を装着することで、着崩れを起こさずに帯を360度スムーズに回転させることが可能になります。
また、帯を固結びせずに摩擦力とピンチで固定する名古屋帯のゆるまない結ばない方法も普及しています。帯をねじってクリップで留め、その上から帯枕を被せる手法を用いれば、帯地を傷める心配もなく、解く際も一瞬で終わります。
名古屋帯の前結びを簡単にするコツは、帯を回す際に「息を吸ってお腹をへこませる」「必ず時計回り(右回り)に回す」の2点を徹底することです。衿の合わせに逆らわずに回すことで、着物の胸元がはだけるのを完全に防げます。