東洋大学が巻き起こした快進撃の最大の原動力は、大胆な「都心回帰戦略」にあります。かつて多くの私立大学が郊外へキャンパスを拡張した時代、東洋大学も埼玉県の朝霞や川越、群馬県の板倉などに拠点を分散させていました。しかし大学側は、通学利便性と教育環境の向上を狙い、文系・理系学部を都心へと再編する大改革を実行しました。
このキャンパス移転の理由は極めて明確です。郊外型キャンパスから都心へ学びの場を戻すことで、学生の通学負担を減らし、企業や研究機関との産学連携を加速させることにありました。文系学部が集結する文京区の白山キャンパスは、都営三田線「白山駅」や東京メトロ南北線「本駒込駅」から徒歩数分という抜群の立地を誇り、「学食日本一」と称される充実した学食施設とともに学生生活の満足度を劇的に高めました。
さらに北区赤羽に誕生した赤羽台キャンパス(WELL B CAMPUS / HELSPO HUB-3)には、情報系や福祉・スポーツ・健康系の学部が相次いで集結。最先端のスマートキャンパスとしての設備が整い、若者世代の志望度を一気に押し上げる決定打となったのです。