セルフケアの限界を超えた劇的な変化を求める層から根強い支持を集めるのが美容医療です。しかし、施術ごとの得意分野を見極めずに選択すると、「思っていた効果が得られない」「逆に頬がこけて老けた」といったトラブルに直結します。
代表的な施術の特徴と適応を整理すると以下のようになります。
エラボトックス注射:奥歯を噛み締めたときにボコッと出る咬筋にボツリヌストキシンを注入し、筋肉の動きを抑制して縮小させる治療です。施術後2〜4週間ほどで徐々にエラが削げたようにスッキリし、3〜6ヶ月ほど持続します。筋肉太りタイプには絶大な効果を発揮しますが、骨格そのものが外側に張っている場合や脂肪過多のタイプには限定的な変化に留まります。
ハイフ(HIFU):高密度焦点式超音波を用いて皮膚深層のSMAS筋膜に熱エネルギーを届け、熱収縮による引き締めとコラーゲン生成を促す施術です。照射直後から軽度のタイトニングを実感し、1〜3ヶ月かけてリフトアップ効果のピークを迎えます。皮膚のたるみや二重あごのもたつき解消に適しています。
脂肪溶解注射(カベリン・チンセラプラス等):脂肪細胞膜を破壊する有効成分(デオキシコール酸など)を注入し、尿や汗とともに体外へ排出させるアプローチです。1回で激変するわけではなく、数週間の間隔を空けて3〜5回程度継続することで、顎下や頬のつまめる脂肪を着実に減らしていきます。
症例写真のような劇的ビフォーアフターを叶えるには、医師の正確な触診によって「自分の顔のボリュームの原因が筋肉・たるみ・脂肪のどれにあるか」を特定することが絶対条件となります。