診察券を忘れたこと自体は受診において致命傷にならないが、同時に「保険証(マイナ保険証)」まで手元にないとなると話は別だ。健康保険法に基づく適正な保険診療を受けるためには、有効な資格確認が絶対条件となる。うっかり10割負担(全額自己負担)の請求を受けて青ざめないために、窓口へ向かう前のチェックリストを整理しておこう。
・マイナ保険証(マイナンバーカード)を所持しているか
・スマートフォンに健康保険証情報やマイナポータルアプリが設定されているか
・運転免許証など、公的な顔写真付き本人確認書類があるか
・手持ちの現金やクレジットカードに余裕はあるか
万が一、資格が確認できずに一時的な10割負担となった場合でも、同月内に有効な保険証と領収書を窓口へ持参すれば差額の7〜8割分は返金される。月をまたいでしまった場合でも、加入している国民健康保険や社会保険診療報酬支払基金へ療養費支給申請を行うことで払い戻しを受けられる。慌てずに手続きの手順を確認することが肝要だ。