2000年代初頭のY2Kファッション復権から数年が経ち、現在のデコトレンドは新たな領域へ突入した。キーワードは「平成レトロ・サイバー」だ。過剰なまでにデコラティブなギャル文化の感性と、透明感あふれるサイバーパンクの意匠が融合している。
具体的には、クリア素材の3Dプリントパーツにホログラムフレークを流し込んだものや、ネオンカラーのシリコンパーツでヘッドホン全体を近未来のメカのように仕立てるスタイルが根強い人気を誇る。単なる「可愛い」の枠を超え、自己の美学を立体的に構築する手段として定着しているのだ。