ピエール・ジャンヌレの椅子を所有する上で避けて通れないのが、天然素材であるラタン(籐)のメンテナンスです。経年劣化や日常使用によってラタンが破れたり緩んだりした場合、適切なラタン張替えや木部修理を施すことで、美しさと強度を何十年も維持できます。
ヴィンテージの修復では、現代の化学塗料や接着剤を安易に使わず、オリジナルの古色を損なわない専門の木工修復工房へ依頼することが資産価値を守る鉄則です。国内の熟練職人による手編みラタンの張替え費用は、座面1面あたり4万〜8万円程度が目安となります。
また、日本国内で実物を確認・購入できる東京のピエール・ジャンヌレ取扱店としては、確かな鑑識眼を持つトップギャラリーが挙げられます。南青山の「Gallery CASA DE」や、代官山・恵比寿周辺のヴィンテージスペシャリストが営むギャラリーでは、来歴証明書付きのヴィンテージピースを直接吟味できます。カッシーナの正規復刻版を検討する場合は、カッシーナ・イクスシー青山本店をはじめとする直営ショップでのオーダーが最も確実です。