2026年に入り、水面下で進められてきた無資格サロンの排除が一段と激化している。保健所による定期立ち入り検査の頻度が引き上げられただけでなく、匿名の通報に基づく抜き打ち査察が全国の主要都市で相次いでいるのだ。調査員は施術スペースの衛生状態のみならず、スタッフ全員の免許証原本と名簿の照合を徹底的に行っている。
さらに包囲網を強めているのが、大手集客・求人プラットフォームの厳格化だ。「ホットペッパービューティー」をはじめとする予約サイトでは、掲載審査時に美容所登録証とスタッフの免許番号登録が義務付けられ、無免許サロンはweb集客の道を完全に断たれた。求人サイト「リジョブ」などでも資格不保持者の応募をシステム上で弾く仕組みが定着している。一般社団法人日本まつげエクステンション協会などの業界団体も警察や行政と連携を深めており、違法営業が生き残れる隙間は完全に消滅した。