大谷のメジャーでの年俸推移を振り返ると、その成長曲線の破格さが浮き彫りになる。2018年に日本ハムファイターズからロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した当初、労務協定の制約によりメジャー最低保証年俸水準の54万5000ドル(当時のレートで約6000万円)からのスタートであった。
その後、満票MVPを獲得するなど二刀流として球界を席巻。年俸調停権を得た2026年以降、年俸は300万ドル、850万ドルと一気に跳ね上がり、エンゼルス最終年の2026年には単年3000万ドル(約43億5000万円)に到達した。そしてドジャースとの10年7億ドル契約へ──無名から球界最高峰の頂へ上り詰めた足跡は、現代スポーツ史における稀有な伝記的ストーリーそのものだ。