特別な学歴がなければ目指せないのかといえば、決してそうではありません。壁に絵を描く人になるには、美術大学や専門学校で油絵・デザイン・イラストレーションを専攻するルートが王道ではあるものの、独学やストリートでの現場経験から頭角を現した作家も多数活躍しています。
実務面においてウォールペインターに必須の国家資格は存在しません。しかし、巨大な壁面を安全に作業するため、「高所作業車運転者」や「足場の組立て等特別教育」といった現場系の資格を取得しておくと、大型案件の現場で圧倒的なアドバンテージになります。
プロとして認知されるための最短ルートは、まず身近な店舗のシャッターや知人のオフィスなどで実績を作り、制作プロセスをタイムラプス動画としてSNSに投稿することです。制作の裏側やダイナミックな筆使いを可視化することで、国内外のクライアントから直接ダイレクトメッセージで依頼が舞い込むケースが定着しています。