山本聖子の過去を語る上で欠かせないのが、元旦那であるハンドボール元日本代表・永島英明氏との関係です。二人は2006年に結婚し、翌2007年には長男が誕生。トップアスリート同士の爽やかなビッグカップルとして当時は大きな祝福を受けました。
しかし、結婚生活は2014年9月にピリオドを打つことになります。世間が最も知りたがった山本聖子の離婚理由は、一部週刊誌が面白おかしく書き立てたようなスキャンダルではなく、「アスリートとしての生き方の違いと生活拠点の乖離」でした。
結婚後、永島氏は実業団チームの主力選手や日本代表主将として国内で過密な遠征・練習の日々を送っていました。一方の山本聖子もまた、出産後に現役復帰を果たし、2013年からは単身アメリカへ渡ってレスリング女子米国代表のコーチに就任。長男を連れてコロラド州に拠点を移していました。太平洋を挟んだ物理的な距離、指導者や選手として競技に注ぐエネルギーの配分、そして将来設計における価値観のズレが、長い年月をかけて少しずつ夫婦の溝を広げていったのです。
関係者の証言によると、両者は憎しみ合って別れたのではなく、互いの人生とキャリアを尊重した上での円満な合意離婚であったとされています。親権は聖子が持ち、長男とともにアメリカで生きていく道を選択しました。