流行は消費され、すぐに忘れ去られる。しかし、長瀬智也のスタイルだけは例外だ。彼が長年維持しているラフなロングヘアは、計算されたサロンワークによるものというより、彼の日常の延長線上にある自然物のように見える。整えすぎない髭、日に焼けた肌、そして風になびく髪。それらが三位一体となり、今の時代に希求される「本物感」を醸し出している。
多くの男性芸能人が年齢とともに無難な短髪や清潔感を優先したスタイルに移行する中、彼は逆行する。その逆行こそが、同世代だけでなく、かつての彼を知らない若い世代をも惹きつける理由なのだ。