店頭から消えた白米の行方!深刻化する米問題の真相と流通の闇

店頭から消えた白米の行方!深刻化する米問題の真相と流通の闇

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米価の上昇は一見すると農家の増収につながるように見える。しかし、現実はそれほど単純ではない。肥料、農薬、農業機械、燃料といったあらゆる生産資材の価格が歴史的な高騰を続けており、販売価格の上昇分は生産コストの上昇に相殺されている。

何より深刻なのは、生産者の急速な高齢化と離農の加速だ。全国の稲作農家の平均年齢は70歳近くに達しており、地域農業を支えてきた小規模農家の廃業が歯止めなく進む。大規模集約化を進める担い手農家も、労働力不足と異常気象による品質低下リスクに直面しており、生産能力を無制限に拡大できるわけではない。

気候変動に伴う猛暑が常態化する中、1等米比率の低下や高温耐性品種への転換の遅れは、今後の収量と品質に恒常的な影を落とす。低価格で高品質な国産米が当たり前に手に入った時代は、静かに終わりを告げようとしている。

石川 優花
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石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。