大葉健二の役者人生は、日本のアクション史そのものと言っても過言ではありません。高校卒業後に故・千葉真一が設立したジャパンアクションクラブ(JAC)の一期生として入門。卓越した運動神経と鋭い身のこなしで頭角を現しました。
1979年の『バトルフィーバーJ』ではバトルケニア(曙四郎)役、続く1980年の『電子戦隊デンジマン』ではデンジブルー(青梅大五郎)役と、スーパー戦隊シリーズの黎明期において2年連続でレギュラーキャラクターを演じ、コミカルかつ躍動感あふれるアクションで人気を不動のものにしました。
そして1982年、彼の代名詞となる『宇宙刑事ギャバン』で主人公・一条寺烈役に抜擢。「蒸着!」の掛け声とともに銀色のコンバットスーツを纏うヒーローは社会現象となり、メタルヒーローシリーズの礎を築きました。クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル Vol.1』に出演するなど、その卓越した武術と存在感は世界中のクリエイターからリスペクトを集めています。