気になる入園倍率だが、南台周辺は中野区内でも屈指の激戦区として知られる。特に1歳児クラスの枠は毎年タイトで、基準指数のボーダーラインが極めて高い位置で推移しているのが現状だ。満点(基準指数40点)に加えて、就労実績や兄弟姉妹加点などの調整指数が合否を左右するシビアな状況が続いている。
選考を有利に進めるためには、事前のロジカルな対策が欠かせない。まず中野区役所が発行する利用案内を読み込み、家庭ごとの指数計算にミスがないか徹底的に洗い出すことだ。認可外保育施設等の受託実績による加点調整や、育児休業給付金の延長規定を視野に入れた申請パターンのシミュレーションも欠かせない。
「とりあえず第5志望までに書いておく」という安易な戦略は命取りになりかねない。第1志望としての熱意を行政手続きで直接示すことはできないが、希望順位の組み方次第で内定辞退が出た際の繰り上げ順位に影響が及ぶこともある。最新の地域別応募動向を把握し、冷静なリスクヘッジを行うことが保活成功の分かれ道となる。