Q1:オフィスで顔が赤くなった時、ミスト化粧水を吹きかけるのは効果的ですか?
A1:使い方に注意が必要です。水分だけのミストを顔に吹きかけてそのまま放置すると、蒸発する際に肌本来の水分まで一緒に奪う「過乾燥」を引き起こし、赤みが悪化します。使用する場合は、油分や保湿成分(セラミド等)が含まれたミストを選び、スプレーした後に手のひらで優しくハンドプレスするか、余分な水分をティッシュで軽く押さえてから乳液やクリームを薄く重ねるのが鉄則です。
Q2:ほてりがひどい時、氷や保冷剤を直接顔に当てて冷やしても大丈夫ですか?
A2:氷や保冷剤を直接肌に当てる行為は避けてください。急激すぎる冷却は皮膚組織にダメージ(凍傷リスク)を与えるだけでなく、その反動(リバウンド現象)で後からさらに毛細血管が激しく拡張し、赤みが強くなってしまいます。冷やす際は、必ず清潔なタオルやハンカチで保冷剤を包み、マイルドな冷たさにした上で、顔ではなく首の後ろや手のひらに当てて体温を逃がすのが安全で効果的です。
Q3:皮膚科で行われる赤ら顔の治療にはどのような選択肢がありますか?
A3:症状の診断に応じて複数の選択肢があります。酒さや炎症を伴う場合は、メトロニダゾールやアゼライク酸などの外用薬、ミノマイシンなどの内服薬が処方されます。また、毛細血管の開きそのものが固定化している毛細血管拡張症に対しては、血液中のヘモグロビンに特異的に反応して血管を凝固・縮小させる「Vビーム(色素レーザー)」や「ノーリス(IPL光治療)」などの自費診療レーザーが極めて有効な選択肢となります。